海音 えな
あなたは、新月の願い事を知っていますか?
満月は「ものごとが満ちていく」日。この日は、満月のエネルギーを受けることによって、ひともものも、エネルギーチャージをすることが出来ます。
では、新月はどうでしょうか。
新月は「ゼロになる日」「リセットして生まれ変わる」日。この日は新月のエネルギーを受けて、新しい自分になるための追い風を吹かせてもらうことが出来ます。
あなたも「新月の願い事」を正しく使って、本当に叶う「新月の願い事」にチャレンジしてみましょう。
もくじ
どうして新月の願い事を書くの?
新月は、月が一度死んで、新たに生まれ変わる「再生」の象徴です。月は29日に一度生まれ変わり、新しいサイクルが始まります。
新月に「新しい自分になるための追い風」を吹かせてもらうには、「自分はこうしたいです」と願いを書き出す必要があります。これを「新月の願い事」と呼びます。
新月のエネルギーは、次の満月までの間に少しずつ減っていき、満月のエネルギーに変化していきます。ですから、満月までの15日間で「今回の新月のエネルギーを使って、どんな新しい自分に変わりたいのか」を書き出し、実践するようにしましょう。
新月の願い事が叶うために絶対に必要なこと
新月の願い事で大切なエッセンスは、たったひとつだけ。
願い事を自分の実現可能な方法に「分解」して書くことが大切です。
新月の願い事は、自分の潜在意識に宣言することにもつながります。意識的に願いを自分の中に落とし込むようにしましょう。
新月の願い事をする時には、「こういう願いがあって、こういう行動を起こしたいのですが、力を貸してもらえませんか?」と丁寧に正しく願うようにしましょう。
あなたも、誰かに頼み事をされる時のことを考えてみてください。
いきなり電話をかけてきて「これお願い!」と一方的に言われる時と、「実はこういう状況で、ちょっとこんなふうにしたいのですが、力を貸してもらえませんか?」とお願いされた時、どちらのお願いに力を貸してあげたくなりますか?
誰かが自分の成長のために、真剣に何かをしたい、と願う気持ちがあって、丁寧にお願いされて、自分がその成長を助けられる力を持っているなら、「その願い事、ちょっと私の力を貸してあげようかな」と思うでしょう。
それは、例えば神社で願い事をする時、天然石に願い事をする時、新月に願い事をする時、どんなときでも同じなのです。
「いつか願いが叶うといいな」と言うような、ふわっとした願いは、叶いにくいものです。
新月には「再生」「生まれ変わり」の力があります。新月の力を借りてあなたの願いが叶うよう、確率を高めてみましょう。
新月の願い事の書き方 基本
新月の願い事を書く方法ですが、基本はとってもシンプルです。それは「紙に書く」こと。
新月の願い事を本当に叶えるためには、いくつかの「叶うコツ」があります。「コツ」をしっかり掴んで実践するようにしましょう。
新月の願い事が叶う過程で、どういう行動を自分がしたいと思っているのか、これからの自分の行動を潜在意識に宣言するために「新月の願い事」を有効活用しましょう。
本当に叶う新月の願い事の書き方 重要ポイント8選
紙を「自分自身」だと思うこと
自分の大切な願い事を託す紙は、「自分自身のように」扱うことをおすすめします。
自分が「きれいだな」「素敵だな」と思う紙やノートを用意して、そこに書くようにしましょう。そのへんにあるメモ用紙に適当に書くのは、自分を大切にしていないのと同じことです。
丁寧に手書きで書くこと
ボールペンや筆ペンなど、消せないペンで、1字1字丁寧に書きましょう。新月の願い事を書いている間は、無心でノートと自分の願い事に集中して向き合うようにしてください。
新月開始からなるべく8時間以内に書くこと
願い事を書くのは、朝でも夜でも大丈夫です。新月開始からなるべく8時間以内に書きましょう。
新月開始の時間は、その新月によって異なりますので、その都度調べてから書いてくださいね。
もし8時間以内に書くのが難しければ、48時間以内に書きましょう。早い方がもちろん良いですが、大切なのは「速さ」より「中身が充実しているかどうか」です。
時間に囚われすぎないように注意して。
自分ができることを書く
新月の願い事は、家族の願い、誰かが変わる願いは、叶えることができません。
新月の願い事は、自分の潜在意識にもアプローチして、自分の心と身体と魂が同じ方向を向くように自分が変化し、その結果、願いが叶うからです。
願い事は2個以上、10個まで。
新月の願い事は、可能な限り具体的に、細かく、シンプルに書くことをおすすめします。
次の満月まで、もしくは次の新月までに叶えられそうな確率が高くなるように、お願い事を分解して、小さなステップに分けて書きましょう。そして、そのステップを実践しましょう。
書いた紙に日付と時間を書く
新月の願い事を書き終わったら、紙のどこかに日付とお願い事を書いた時間を書きます。
毎回同じ場所に書くのが良いでしょう。私はいつも、A4の紙を縦に使い、右上もしくは右下に日付と時間を記入しています。
ボイドタイムを気にするよりは、まずは書いてみる
新月の願い事には「ボイドタイム」と呼ばれる、願いが叶いにくい時間帯が存在します。
ですが、そのボイドタイムを避けた結果、時間がなくてお願い事を書けずにタイミングを逃すくらいなら、ボイドタイムを気にせず書くのをおすすめします。
タイミングを気にして行動できないよりも、実際に行動することの方が何倍も大切です。
どうしてもボイドタイムが気になる方は、最後のお願い事だけボイドタイムが終わった直後に書いて完成させる、という裏技もあります。
次の願い事を書くときは、ひとつ前の願い事を見返すタイミング
次の新月の願い事を書く時に、ひとつ前の願い事を見返しながら書くことをおすすめします。
叶った願い事は次の願い事を書くときには除き、叶わなかった願い事は「次はどんなふうに望んだら叶うだろう?」と考えながら、願い事の書き方、望み方を練り直して書いてみましょう。
新月の願い事Q&A
Q:書いた紙はどうやって保存する?
A:書き終えたら、人に見られないところに保管する
大切な願い事を書いた紙の保存方法は、新月の願い事を叶えるために重要ですが、どうやって保存したらいいのかは人によって個人差があります。
書いた紙を壁に貼ったり、すぐに見えるところに置いたり、携帯の待ち受け画面にした方が願いが叶う場合もありますが「静かで暗い場所」にしまって保管する方が願いが良く叶うんです、とおっしゃるクライアント様もいらっしゃいます。
自分がしっくりくる方、こうしたいと思う方を選んでください。
Q:新月の願い事は、ずっと覚えていた方がいいの?
A:忘れてしまっても大丈夫。
書いた内容は、書いたらすぐに忘れてしまって大丈夫です。顕在意識は忘れてしまっても、潜在意識はしっかり覚えています。
新月の願い事を潜在意識にしっかり刷り込むために、わたしが演奏する「癒しの音」を聞きながら、願い事をまとめて書くことをおすすめします。
*癒しの音をInstagramで聞くなら→ こちら
Q:願い事が叶った紙の処分方法は?
A:願い事を書いた紙は、捨ててしまっても構いません。
願い事を書いた紙を捨てる際は「ありがとう、あなたのおかげで願い事を叶えることができました」と感謝を伝えて、封筒に入れ、ひとつまみお塩を入れて封筒を閉じ、捨ててください。
あなたは今回、叶った願いをステップとして、新しい願いをこんなふうに願いたい、とすでに胸に秘めているのではありませんか?
その願いを叶えるためにも、過去に縛られることは不要です。
「叶った願い」は過去の出来事です。過去に思考が向くことで、前進の足枷になることもありますから、願いがすでに叶った願い事を書いた紙は、捨ててしまっても大丈夫です。
過去の願い事を書いた紙を捨てることは、大丈夫、私はできると信じること、つまり「自己信頼」にもつながります。
叶った願い事の次のステップに進むのだ、と自分に宣言することができますから、未来の自分を信頼して、もう一歩踏み出してみましょう。
Q:新月の願い事が叶った後はどんな行動をしたらいい?
新月の願い事が叶った後は、すぐに次の新月で次の目標を立ててみましょう。
新月のエネルギーによって願い事が叶った時、それは自分の願いに追い風が吹いているときです。その追い風を無駄にしないよう、「叶ったからもういいか」ではなく、続けて次のステップに向けて行動することをおすすめします。
新月ごとに自分を見つめ直し、小さな目標設定をして進む習慣をつけること。それが「新月の願い事」の正しい使い方です。
このように意識的に望む習慣をつけることで、あなたの魂の成長はどんどん加速します。そして、半年後、1年後、自分が想像もできなかった豊かな自分を手に入れることができますよ。
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叶えたい願いにさらに追い風を吹かせたいときは、石の力も借りてみてはいかがでしょうか。